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フランス現代思想を簡単に解説するよー!

テツガク
ソクラテス
ソクラテス

フランス現代思想とは何か

サルトル、デリダとか名前だけ
知っている言葉はあるけどよく知らぬ。

という人に向けてフランス現代思想について解説していきます。

◇本記事の内容

・フランス現代思想の3つの流れを解説
・流れを作った哲学者たちを紹介

フランス現代思想の大まかな流れ

・実存主義
・構造主義
・ポスト構造主義

この3つが
「フランス現代思想」が指すものなのです

るーちゃん
るーちゃん

○○主義・・・。
ぽっかーーんするね(笑)

ということで
3つの主義の特徴と有名な哲学者を紹介していくのです。

実存主義とは

人間は自分の選択と判断によって
生きていくことができる
という考えをするのが実存主義なのです。

 

るーちゃん
るーちゃん

いまこの現代を生きている私たちにとっては
当然なことかもしれないけれど「実存主義」
という言葉が生まれた世界では、
当然ではなかったのね。

 

 

ジャン=ポール・サルトル(Jean-Paul Sartre)


引用:Wikipedia

人間において「実存は本質に先立つ」
という言葉で知られているサルトルが実存主義の中心人物として挙げられるんです。

「実存は本質に先立つ」

人間は、まずはじめにに実存する
そして経験や物事のとらえ方によって自分の本質を決めるということなのです。

 

るーちゃん
るーちゃん

むつかしい言葉。

現代風な言い方にして解説していこう!

①「モノ」の場合「本質が実存に先立つ」

モノは、役割(本質)があるから、存在(実存)させられるのです

②「人間」の場合「実存が本質に先立つ」

人間は、まず存在していて成長していくことで自分の役割を決めることができるのです。

このことを主張したのが実存主義の
中心的人物ともいえるサルトルだったのです。

 

るーちゃん
るーちゃん

実存主義は、本質が決まっているのではないからこそ
人間は「自由」である!

頑張って自分の望む自分になろう!という考えなのですねっ!!

 

構造主義とは

人間は、言語や社会などを形作る
パターンや構造に捕らわれているという考えをするのが構造主義なのです。

 

るーちゃん
るーちゃん

構造主義と呼ばれる哲学者たちの
考えを見ていくことで理解が深まるのです!

フィルディナン・ド・ソシュール(Ferdinand de Saussur)


引用:wikipedia

「近代言語学の父」と言われるソシュールは
構造主義の祖となる人物なのです。

彼が「近代言語学の父」と言われる所以として
「思考ははじめ混沌(カオス)で秩序を持たないが、言語が構造化する」と考えるのです。

 

るーちゃん
るーちゃん

つまりソシュールは
世界はカオスな状態(砂漠をイメージするとわかりやすいかも)だけど、人間が「言語」を使うことで沢山の出来事や物に意味ができていく。(砂漠からだんだん発展していって、町から街へと発展していくイメージかな!)

クロード・レヴィストロース(Claude Lévi-Strauss)


引用:wikipedia

ソシュールの考えを発展させた
レヴィストロースは、サルトルの実存主義を批判することで
実存主義から構造主義への主役交代を印象付けた哲学者なのです。

 

レヴィストロースはソシュールの考えをさらに発展させ「言語」だけでなく人間が「目に見えない構造すべてが」が個人を作っているのだと考えたのです。

 

るーちゃん
るーちゃん

この目に見えない構造について
さらに発展をして
研究していった人物がいるのです。

 

ミシェル・フーコー(Michel Foucault)


引用:wikipedia

フーコーの代表作として『監獄の誕生』が挙げられる。この一冊にはフーコー自身の考えが熱く記されているのです。

 

フーコーはレヴィストロースの考えを発展させて
「常識から逸脱した瞬間に凶器として排除されてしまう」という考えを語った。

 

社会の常識(学校に行くということ)から
外れると(学校に行かない)第三者は
「え、ばかなのかな」「頭悪いのかな」とマイナスのイメージを絶対に抱くでしょう。

でも、そもそもこの社会的常識を作ったのは誰なの?ということを考えたのがフーコーなのです。

 

るーちゃん
るーちゃん

構造主義とは、人間はある構造の中でのみ自由なのである。だからこそ構造について考えていこう。とする考えなのです。

 

ポスト構造主義とは

まずポスト構造主義の説明の前に
「ポスト」とは、「~の後に」という意味です。
そのためポスト構造主義とは、構造主義の後に考えられたものなのです。

 

それを踏まえ
ポスト構造主義とは西洋の伝統的な思想に対する根本的な批判をする考えなのです。

構造主義では「社会的常識といったような構造そのもの」に着目していたのです。

一方で

ポスト構造主義では「社会的常識といった構造がなぜ存在するのか」に着目しているのです。

ジャック・デリダ(Jacques Derrida)


引用:Amazon

デリダは「脱構築」の思想家として知られています。

るーちゃん
るーちゃん

彼の思想はすごくむつかしいので
簡略化させてお話しさせてもらうのです。

デリダは西洋の哲学(形而上学)が
今も昔も思考の前提にあるというのです。

西洋の哲学を簡単に言うのであれば
「在るとは何か?」
「存在という言葉の意味はなにか。」
と問い考え続けるものなのです。

 

しかしデリダは、西洋の哲学を前提とした考えから抜け出そうとした人物なのです。そのためデリダの興味は『「在るとは何か」という問いとはなにか』ということを考えたのです。

私たちはどうしても「時代」の中に生きているのです。しかし、その時代にいる限り考えられることには限界があるのです。それは時代によって「当たり前」とされている構築があるからなのです。

 

るーちゃん
るーちゃん

頭が追い付かないですよね(笑)。

ちょっと現代風に言い直してみましょうか

 

「コロナ以前の時代」の私たちは
満員電車に乗って会社に出勤するということに
なんの疑問もありませんでした。しかし
「ポスト・コロナ時代」ではリモートワークという働き方に気づく。

 

その結果、コロナ以前の時代には「当たり前」であるという社会の構造からリモートワークの良さについては考えることも気づくこともできなかった。
しかし、その時代から一歩離れてみると見えてきた発見がある。

 

これが私たちは時代の中で生きているということなのです。

 

そしてデリダは西洋の哲学という時代を脱することで、新しい考えを発見しなけらばならない。そのために西洋の哲学の時代をぐつかせようとしたのです。これをデリダの「脱構築」とよぶのです。

 

るーちゃん
るーちゃん

ポスト構造主義とは、ある時代から一歩離れることで様々な根本的な問題に取り組もうとする考えなのです

参考:↬デリダの脱構築とは?

私たちの「当たり前」に疑問を与える思想

フランス現代思想には3つの流れがあるんです。

・実存主義:人間は本質が決められていないからこそ自由であるという考え
・構造主義:人間の自由とは、社会の常識というような構造の中だけの自由であるという考え
・ポスト構造主義:人間や、人間の作り出す構造、そして人間の本質すべてのことをより深い根本的な問題とする考え

フランス現代思想とは、私達がいま2020年に
「当たり前」だと思っていることに対して
少し疑問を与え、考え直してみる機会を与えてくれるものなのです。

 

もし興味を持っていただけたのなら、少しずつ
「当たり前」だと信じていることを疑って自分で沢山考えてみてくださいね。

 

コメント

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