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プラトンとイデア論【西洋哲学のはじまり】

テツガク

「イデア論」とは?

プラトン哲学の重要なポイントであり
西洋哲学根源でもある
「イデア論」について
紹介しよう。

 

イデア論の基本の考え

簡単にイデア論を説明すれば

「イデア論」とは
イデア界と現実界を区別する
二世界論である。

現実世界
私たちが日常を暮らしてる世界

イデア界
少しニュアンスが違うが
神の世界のようなもの

 

イデア界こそ真の世界

イデア界と現実世界の関係性は
模倣/分有である。

模倣説:現実世界は
イデア界のレプリカ。
(洞窟の比喩で用いられている考え)

分有説:イデア界の
一部をもらっている。

どちらにせよイデア論では
現実世界は偽物で
イデア界こそ本物である

と考えられている。

 

洞窟の比喩

プラトン著『国家』で描かれている
洞窟の比喩が
イデア界と現実世界の関係を
説明している。

真っ暗な洞窟の中で
ある囚人は縛られています。

その囚人の背後には
ろうそくが立てられ
「影」が壁に映し出されています。

しかし

囚人はそれを
「影」だとは思わず
「本物」であると信じています。

なぜなら囚人は縛られて
後ろを振り返ることが
できないから。

囚人が、人間。
影が、現実世界。

つまり

私たち人間は壁に写された「影」を
真実の世界だと思い込んでいる。

ところがある日

囚人は拘束を解いて
洞窟の外へとであることができました。

その囚人は
「哲学者」だったのです。

哲学者は
外に出ることで
太陽の光に照らされて
初めは何も見ることが
出来なかった。

徐々に目が慣れてくると
周りをみることができ

「洞窟の影=真実の世界」

ではない。という
事実に気づく。

その事実を洞窟の囚人に
伝えようとするも
信じるものは誰もいなかったのでした。

太陽は
「善のイデア」
哲学者は
理性を使ってイデアを見ることができる人間

つまり

哲学者のみが真実の世界を
見ることができる。
とプラトンはいう。

 

結局プラトンは何を伝えたいのか

私たちが生きているこの世界は
偽物で

本当の世界であるイデア界を
見るための努力をしよう。

こんなところです。

私たちの感じることは不確定で
曖昧なもの。

桜が「美しい」と思う。
しかし、この「美しい」とは
どこで知ったのだ?

良い行いをしなさい。
しかし「良い」とはなんなのだ?

そういうものは
イデア界には存在する。

私たちの世界は所詮は
偽物である。

これがイデア論の考え方。

コメント

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