こんにちは。
私はすごくいますごく腹が立っています。
若者の無責任さ。そしてなにより、言葉を言葉としか見ていない若者に対して心の底から殴りたい。そんな気持ちです。
ここ最近「誹謗中傷」というワードがネットでもテレビでもYouTubeでも飛び交ってます。5月23日に『テラスハウス』に出演していた木村花さんが急逝してしまった。
花さんだけでなくアイドルグループ『KARA』の一人であるク・ハラさんも誹謗中傷に耐えかねて自分で命を絶ってしまった。
・若者に腹が立つ原因
・「言葉」について
・まえおきの説明。
私は「死んだ」という事実には興味がありません。(これはこれで問題発言とされるかもしれませんが)人間はいつか死ぬもの。それが早いか遅いだけ
私は「誹謗中傷」にも興味がありません。ネットには必ず誹謗中傷をする人はいる。それを了解したうえでネットを使わばきゃいけないから。
私の興味は、無責任な言葉を発する人たちのコメントです。
*私の考えを詳しく話しているのは「最後にの部分です」ぜひそこまで読んでください。
若者に腹が立つ原因‐「アンチが養分?」
テラハ問題を理解できない若者が多いことに、私は腹が立ちます。
この記事を読んでいる読者様に私は尋ねたいです。今回のテラハ問題(花さんが誹謗中傷によって自殺したかもしれない問題)をどう思いますか?
『彼女が亡くなったのは個人的な問題なのに、なぜ番組が叩かれるんですか? 番組を作っている人と、番組のファンが被害者です!』
引用:newsポストセブン
『ネットの言葉なんか無視するべき、スルースキルがあれば起こらなかったと思う』、『アンチも養分だと思わないと。正直、続きが気になっていたし、新しく加入したメンバーがかわいそう』
引用:newsポストセブン
ある学生たちはこう答えたそうです。私は愕然としました。
「個人的な問題」「ネットの言葉なんか無視するべき」「アンチも養分」…
なんて心がないんだろう。
「個人的な問題」
本当に「個人的な問題」なのでしょうか。確かに「死」を選んで自分の命を絶ったこと、その事実だけを見るのであれば個人的な問題です。だけどある一点の出来事だけを見て「個人的な問題」であるといってしまっていいのでしょうか。
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彼女が「愛してる。楽しく長生きしてね。ごめんね。」といってこの世を去った原因は考えなくてもいいのでしょうか。
あなたの大事な人…家族や恋人が自ら命を絶った時、平然として「個人的な問題だ」と声高々に言えるでしょうか。きっと理由を知りたくなる。どうして死んでしまったのか。原因を知りたいって思うんじゃないでしょうか。
「ネットの言葉なんか無視するべき」
「言葉」については後で話すので少し割愛してお話します。
言葉はどんなところで使われていても「言葉」なんです。ネットであろうが手紙であろうが対面であろうが、「言葉」は「言葉」なんです。
それにいくら芸能人でも、同じ人間です。心があるんです。ファンと一緒に笑ったり楽しんだり、もちろん泣いたり悲しんだりするんです。
芸能人という立場に立っていても心はあるんです。
誹謗中傷を気にするななんて難しいよ。芸能人だって1人の人間だよ忘れないで
— きゃりーぱみゅぱみゅ (@pamyurin) May 23, 2020
きゃりーぱみゅぱみゅさんのこの発言は正しいのではないでしょうか。「1人の人間」なんです。
「アンチも養分」
「アンチも養分」それなら、「死ね」「消えろ」「不快な気持ちになる」「テラハがおもしろくなくなる」こんな言葉が養分になりますか?
そんな言葉を糧に成長できますか?
今一度、自分の発言を見直してください。そんな発言は許されるものでしょうか。あなた自身が許せるんですか。テラスハウスという番組が好きだったのならなおさら、そんな発言を許せますか。
「言葉」に力について
先ほども取り上げた「ネットの言葉なんか無視するべき」という発言。
私にとって「言葉」は「言葉」なんです。言葉とは、何も意味のない記号に、「意味」がくっついてるんです。
本来「死ね」という記号は「死」と「ね」というただの記号だったのです。だけどこの記号に込められた意味は「命を絶て」という意味です。そしてその記号に込められる意味はネットだろうが手紙だろうが、口頭だろうが一緒なんです。
言葉という記号はいつも人を殺せる凶器になるんです。
最後に
結構抽象的な内容になってしまったことをごめんなさい。最後に私の率直な意見を述べて終わりにしたいと思います。
私は花さんが、自らの命を絶ったことには興味がないといいました。だって私は彼女のことを今回の事件があるまで知らなかったから。
そして、有名人であるからこそここまでニュースになり問題になっているけれど誹謗中傷を受けて自ら命を絶っている人は花さん以外にも多くいます。
#木村花 ちゃんの垢見てると
本当に誹謗中傷が酷い。
死ね消えろなんて言うもんじゃないよ1日100件以上誹謗中傷が送られて
それも内容が全部死ね
本人が本当に死んだら垢消して逃げる
やる事キモすぎだろ。本当に人間かよ
ネットだから顔が見えないから匿名だからって何書いても言い訳がない— aimi💋36w👶 (@makochiaimi0216) May 23, 2020
だから特別に花さんが命を絶ったことに関心はありません。どうして「有名人」というだけで、みなさんそこまでに悲しんだりするんですか?
木村花さんにひどいコメントした人に人殺しとかお前が死ねとか言ってる奴多すぎるし確実に自分が正義だと思ってるからタチ悪いわ 他人を傷つけるようなリプライを送ってる時点で同類だよ
— 鮎川なぎ (@D4BKOFVcDpIPxTJ) May 23, 2020
私は、誹謗中傷に興味が無いといいました。だって、SNSには一定数は誹謗中傷をする人がいる。特にTwitterの例を出すと、匿名で好きなだけアカウントを作れる。そんな環境なのだから嫌いな人や気に食わない人がいたら攻撃するでしょう。
それを理解してSNSを使用する必要があるのではないでしょうか。「ネットの誹謗中傷をスルーするべき」とは言いません。ただ、その危険性もはらんでいことを理科して使用する必要もある。そしてその環境から逃げ出す手段も考えておくべきだ。と私は言いたいのです。
SNSという環境が匿名で自由に言葉を扱える場である以上、誹謗中傷はなくならない。その事実をしっかりと理解しなければならない。
さいごに若者のみなさんに。
心のない発言をするくらいなら無関心でいなさい。何も知らないふりをしなさい。自分のことしか考えない無責任な発言をするくらいなら徹底的に無関心でいなさい。
そうすれば誰も悲しまないから。
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