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人間の幸せの為なら動物の犠牲は当然?【人間中心主義】

倫理学
るーちゃん
る-

人間は自分たちの幸せしか
考えていません。

さて。

この記事を読んでくださっている貴方に
ひとつ質問をしたいと思います。

貴方は人間です。

この世界で生きているモノです。
しかし、動物もこの世界で生きているんです。

彼らは、私たちと同じように
快楽や苦痛を感じているはずです。

人間は、それにもかかわらず
自然を好きなように作り替え
動物を好きなように飼い、使い、食べています。

 

さて。

私たちは人間以外の
幸せを考えなければなりませんか?

 

本記事では、倫理において議論される
功利主義の問題点を深堀して
考えていきます。

功利主義について知りたい方は
こちらの記事を参考にどうぞ。
↬:幸せになりたいと願う人間【トロッコ問題とベンサム哲学】

 

人間以外の幸せはどこへ?

近代において「功利主義」の考えが
芽生えました。

利害関係者全員の幸福の総合計を
最大化するように行動する。

しかし、、、

この利害関係者全員に
人間以外のモノは含まれないのでしょうか。

動物、、、
彼らは生きて、私たちと同じように
存在し、快楽を感じ苦痛を感じているのでは
ないでしょうか。

コロナウイルスと動物実験

新型コロナウイルスは人間だけでなく
動物にまで感染するのが確認されています。

ベルギーで患者が飼育する猫に
陽性反応がでたことをきっかけに
「感染試験」という名で

各種動物にウイルスの影響が
あるかどうかを実験したという
ニュースがある。

 

なぜ、人間の確信を得るために
健全な動物がウイルスに
かからなければならないのか?

参考↬:動物実験でネコの新型コロナウイルスに対する感受性が確認された!

ニュータウンの建設

ニュータウンの始まりは
第二次世界大戦ごの高度経済成長で
都市部に人口が集中し
住む場所を作りあげたことである。

 

森や林を伐採し
道路を通し工業団地や住宅用の
新しい町を作る。

人間の生活は豊かになる。

一方でその地に住まう
動物たちはどうなるのでしょうか。

環境汚染問題

高度経済成長の負の遺産ともいえる
大気汚染、土壌汚染などの
環境問題が目立っていました。

一般的に
イタイイタイ病では鉱山付近の木々
河原の魚などが汚染され
それを食べた人間の病気について
勉強する。

しかし、、、
始めに汚染されたのは人間ではない。

魚や木々、につまり動物なのです。

確かに人間がいうように
負の遺産である。しかし、その原因は
人間の幸福を求めた結果であり
自業自得ともいえるのではないか。

 

魚や鳥や、その他動物にとっては
百害あって一利なしではないか。

動物たちは大きな苦痛を被っている

動物たちは、人間の身勝手な
幸福追求の結果として
苦痛を抱えています。

これは

もし動物を利害関係の関係者に
含むのであれば功利主義でいうところの
幸福の総合計的に
マイナスではないでしょうか。

しかし一般的に人間は
動物の幸福は考えない。

人間はすでに手にしている

便利さ
快適さ
幸福

これらを犠牲にはしたくないのです。

人間の「種差別」

人間中心で動物のことを
考えない/見て見ぬふりをする態度を
「種差別」と表現します。

動物は人間のように声を
挙げることはできません。

だからこそ
種差別が間違っていると気づいた
人間が、動物の権利を獲得するために
努力するべきなのではないでしょうか。

動物に権利はない

さて。

あなたは動物に権利はあると思いますか?
一つ、ここで考えるヒントとして

「動物に権利はない」

と主張する二つの考えを
紹介しましょう。

ギブ&テイクの不成立

「仮に、人間が動物に苦痛を
与えないようにしたからといって
動物が人間に苦痛を
与えることをやめてくれるわけではない。

飢えた動物は人間を襲う
蚊は人の血を吸う
病気を伝染させる原因にもなる。」

つまり

動物と人間の利害関係は
ギブ&テイクの関係が成立しない。

その結果として
動物の権利はない。
と主張する人たちもいる。

動物愛護の発想

「確かに今日、人間が動物に
行っていることはよくない。

しかしだからといって
人間以外の動物に同等の権利をもつだ
とか、人間同等の配慮は必要がない。

動物をかわいそうだとか
動物を傷つけないようにしよう
という気持ちをもてばいい。
そして、その気持ちと
一緒に動物に接することが大切である」

つまり

動物愛護的な考えを
主張する人たちもいる。

その結果として
動物に権利はない。
と主張する人たちもいる。

人間以外の幸せを考える必要はある?

さて。
私の最初の質問に戻りましょう。

私たちは人間以外の
幸せを考えなければいけないのでしょうか?

つまり

私たちは、動物の権利を考えたり
自然を考えたうえで
最大多数の最大幸福を考えられますか?

あなたのいまある
便利で、快適で、幸福さを
捨てる覚悟で他の幸せを
考えられますか?

さて。今回はここまでです。
どうか、あなたの中に
新しい考えが芽生えれば幸いです。

でれではまた。

 

本記事では
ピーター・シンガー
『動物の解放』
『実践の倫理』という本の考えを参考にしています。

興味があればぜひ一度
読んでみてはいかがでしょうか。

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