「哲学」と聞くと
どういう反応を取りますか?

え。むつかしそう

なにそれー。
私が思うに
こういう反応をすると思うんです。
実際、私も初めて
「哲学」
という言葉を聞いたときは
同じよう反応をしていました。
でも
私も、この記事を読んでいる
あなたも「哲学」を始めています。
哲学は
タウマゼイン(驚き)によって
知を愛することですから。
本記事では
タウマゼインが哲学の始まりであることを
お話していきます。
タウマゼイン‐驚き
古代の哲学者たちである
ソクラテス、プラトン、アリストテレスが
「タウマゼイン(驚き)」が
哲学の根源にあると言っていたのです。
プラトン/ソクラテスの驚き
*プラトンの書き残した
『テアイテトス』という
小説のなかに
以下のように示されているのです。
ここで言われる愛知者とは
哲学者のことであり
愛知とは、哲学のことを指します
彼らにとって
タウマゼインとは
知を愛する人の感情なのです。
つまり
哲学者としての感情
と言い換えても過言ではないでしょう。
さらに
タウマゼインとは
愛知の始めなのです。
つまり
哲学の始まりだとも
言っているのです。
アリストテレスの驚き
*アリストテレスの書き残した
『形而上学第2巻』にも
以下のように示されているのです。
彼にとってタウマゼインとは
人が知を求めだすキッカケである
と言っているのです。
さらに
最初に知恵を愛求した人も
タウマゼインがあったからだ
とも言っているのです。
古代哲学者たちにとってのタウマゼイン
彼らにとっての
タウマゼインとは
哲学者、つまり
知を愛する人たちを生み出すもの
だと考えるのです。
哲学のはじまりは「驚き」にある
哲学は
なにも難しくありません。
哲学は、タウマゼイン(驚き)によって
人間が知を愛して求めるように
なることなのですから。
貴方が知らないことに
触れたとき、きっと「驚き」ますよね。
それをぜひ追及してみてください。
それが哲学の始まりであり
哲学者としての始まりなのですから。
それではまた。
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