こんにちは。
哲学勉強歴は、約3年です。
読み漁った本の数は、50冊以上。
さて、先日に下記のツイートをしました。
【人間が支配を受け入れる原因】
・伝統的支配によるもの
年長の言うことは聞く。・合法的支配
民主制によって決められた法は絶対。・カリスマ的支配
ヒトラーのように先導性のある人の言うことは絶対。言われてみれば確かに。
特に伝統的支配は「常識」とか「当たりまえ」といわれるね。— るー@哲学ブログ (@rapelulu) August 25, 2020
深堀してお話ししたいと思います。
自分は、「自由」に生きている。という
考えを捨てましょう。
自由に生きるのは、難しいという話
多くの人にとって
「自由」に生きること自体が、価値ですよね。
誰からも支配されない「自由」
政治家や官僚に操作されない「自由」
好きなことをする「自由」
そんな風に考えている人たちに
残念なお知らせです。
【支配からは逃れることができません】
伝統的な支配-
「常識」という言葉で支配している
伝統的に受け継がれてきた考えは、
尊重するべきだ。
- 年長の言うことは聞かなきゃ。
‐長老制 - 男は働き、女は家事をする。
‐家父長制 - 長く働く人はえらい。
‐年功序列制
最近でこそ、少しこれらの考えに
不満は出ているだろうが…
多くの人にとっては「常識的」考えである。
合法的な支配
‐「当たり前」という言葉で支配している
皆で定めた正しい手続きを経た
決定には、従わなければならない。
- 赤信号は守ること
- 子どもは、教育を受けること
- 結婚相手は、好きに決められること
今を生きる私たちにとって
「当たり前」である。
カリスマ的な支配
‐「ブランド力」という言葉で支配している
「とにかくすごい」という
心酔や情緒的帰依によるもの。
- ヒトラーによる民衆扇動家
- キリストのような絶対的な神
- Louis Vuittonのようなブランドは良い
ある意味、私達には
「ブランド力」という言葉が
なじみ深く感じられる。
無条件に支配を受け入れているんです
この記事を読んでいるあなたは
無条件に、支配を受け入れているんです。
だから、「自由」に生きている
という考えを捨ててください。
「自由」に生きることは、難しいんです。
難しいけど、挑戦するべき話
人間は、自由に生きることはできません。
だけど、それを理解したうえで
自由になるために挑戦して生きていくことはできます。
まずは、何事も疑おう。
自由に生きたいと思うのであれば
まずは、疑いましょう。
「常識」や「当たり前」という言葉で
納得して、生きていくのではなく
疑って生きていく。
一般大衆が考えることは
正解ではあるが、最適解ではない。
それでは。
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